こんにちは、Mariです。
『やさしい料理』にお越しいただき
ありがとうございます(*^^*)
今回は、初めてでもふんわりできる
手作りプチパンレシピの紹介です。
手作りパンは難しそう。
初心者は作れないんでしょ?
そんなことはありません。
イーストを使ってパンを作るのが
初めてな方でも大丈夫!
特別な道具も必要ありません。
手でこねて、自然発酵させて作ります。
お家で作った焼き立てのパンを
ぜひ食べてみて下さい。
ちょっと形がいびつでも、
思ったようなふんわり感がなくても、
焼き立てパンは最高においしいので
ぜひ一度挑戦してみて下さい。
では、作り方の紹介です。
手作りプチパンのレシピ

準備として
オーブンを190度に予熱する。
鉄板に
オーブンシートを敷いておく。
ご家庭のオーブンにより
焼き時間が変わります。
焦げないように
様子を見ながら焼いて下さい。
生地はボールの中でこねて下さい。
材料 6個分
- 強力粉 150g
- イースト 3g
- 砂糖 10g
- 塩 3g
- 水 105g
- バター 12g
作り方
- バター以外の材料を大きめのボールに入れて、手で5分程こねる。
- 1にバターを加え、手で5分程こねる。
- 生地の表面がツルンとしたら、ひとまとめにしてボールに戻す。
- ボールにラップをかけて、暖かい場所で40~50分発酵させる。
- 生地が2倍位の大きさになったら1次発酵終了。
- 生地をまな板の上にのせ、包丁で6等分にカットする。
- カットした生地を丸め、濡れ布巾をかけて15分休ませる。
- 15分たったら生地をもう一度丸め直す。
- 丸め直した生地を、オーブンシートを敷いた鉄板に並べる。
- 9に濡れ布巾をかけ、ラップをかけて暖かい場所で40分発酵終了させる。
- 190℃に予熱をしたオーブンに入れ、10~12分焼く。
ちょっと知りたいパン知識
強力粉
パンは強力粉を使って作ります。
強力粉は薄力粉に比べて
タンパク質の含有量が多く、
水を入れてこねると
グルテンが形成されます。
グルテンの膜がゴム風船のようにのびて、
イーストの発酵によって生まれる
炭酸ガスを包みこみ、
パンの骨組みを作る役目をはたします。
イースト
パンづくりには、微生物の一種である
パン酵母(イースト)の働きが
重要なポイントになります。
イーストは糖類を栄養として、
パンをふくらませる炭酸ガスや
パンの風味のもとをつくりだす微生物です。
水
水と小麦粉を合わせて混ぜると、
ねばりと弾力性のあるグルテンができます。
寒い時期はぬるま湯で捏ねます。
塩
食塩は味の引き立て役で、
食塩を入れないと、間の抜けた味になります。
グルテンを引き締めて生地を安定させます。
食塩が入らないと、生地がベタついたりして
作業性が悪くなってしまいます。
砂糖
砂糖はイーストの栄養になります。
きれいな焼き色をつけ、
甘味をつける役目もします。
まとめ
私が初めてパンを作ったきっかけは、
新しく買ったオーブンに
自動でパンが焼ける機能が
付いていたからです。
オーブンに付属していた
レシピ本の通りに
パンを捏ねる容器に羽をセットし、
小麦粉、イースト、砂糖、塩、水を入れ
容器をオーブンにセットし、
スタートのスイッチを入れました。
そして数時間後、
カッチカチのパンが出来上がりました。
包丁も入らない程のカッチカチです。
どうしてレシピ通りに作ったのに
できないのだろう?なんで?
どうしたらおいしいパンが
焼けるのか知りたい!
これが始まりでした。
そこからパン教室に通いだしてから
十数年立ちました。
今なら原因がわかります。
冬の寒い時期に
冷たい水道水でパンを捏ねたので、
イースト菌が活動しなかった
のだと思います。
カッチカチのパンをきっかけに、
今ではいろんなパンを作ることが
できるようになりました。
もしかするとはじめは
失敗するかもしれませんが、
おいしいパンが
焼けるようになりたい、
と思いながら諦めずに
挑戦してみて下さい。
いかがでしたか?
手作りパンは時間がかかり
手間もかかりますが、
使っている材料がわかっているので
小さいお子さんが食べても安心です。
シンプルなパン生地なので
アレンジも簡単にできます。
シンプルな生地にクルミを入れたり、
チョコチップやオレンジピールを
入れてもおいしいです。
甘くないパンを作りたい時は、
シンプルな生地にハムや
1cm角にカットしたプロセスチーズを
入れてもおいしいです。
生地にお好きなものを入れて
楽しんで下さい。
シンプルなプチパンに
切れ目を入れてバターを塗り、
ハムとチーズをはさんだり、
ボイルしたウインナーをはさんで
ケチャップをかけて
朝食に出してもいいですね!
パンをカットするときには、
パン専用ナイフを使うことを
おすすめします。
パンナイフは刃がギザギザしているので、
余分な力を入れることなく切ることができます。
そのため
パンがつぶれてしまうことがありません。
パンのカットは
冷めてからカットして下さい。
まだ熱い時にカットすると
スライス面が粘って
くっつき合ってしまいます。
パンが食べきれない場合は
冷凍保存することができます。
ラップに包み、保存袋に入れて冷凍します。
食べるときは自然解凍してもいいですし、
凍ったままトースターで
焼いて食べてもおいしいです。
最後の一個までおいしく食べて下さいね♪